神衛について

養神館合気道 神衛   伝統と最新の二つを伝える道場


【名称について】

神衛とは「しんえい」と読みます。
名称の趣旨としては「神様を衛る(まもる)」です。「神様に守って貰うのではなく、実体のない神様の代わりに、神様がつくった日本の大切なものを護る。そうした事で神様をお守りする。」という意味を持たせています。

そして「養神館」の神、「精神」の神にも意味がつながり、それら神は心を意味します。つまり「心を衛る」、それは恐怖や誘惑等いかなる心を弱くさせる事象に対しても、心が害されない強さを目指す、という意味を神衛という名称に込めました。

【神衛の役割】

武士が生きた日本において、武士は絶滅をしたのではなく、姿を変えて生きており、現代に生きる武士を育成する場である事が神衛の存在意義としています。
SAMURAIは世界の誰もが知っていて、世界の誰もが尊敬しています。私達日本人は、勇敢で強いと世界の誰もが認めるSAMURAIを滅ぼしてはならない義務を負っています。

神衛は、世界の何処に行っても肩書に頼る事無く、日本文化を正しく学んだ日本人として認められ敬意を持たれる人間を育成するところである事に努めます。

養神館合気道の技は、剣の理合いを体術に活かしたものと言えます。これはつまり、刀は持たないけれど刀を持ったように動く、という意味です。つまり私達は、刀を持ち歩かなくても常に帯刀している立ち居振る舞いをしているのです。

神衛では、礼法や所作まで正しく作法を行います。
とってつけたようなSAMURAIではなく、稽古の一切から士(さむらい)として取り組んでいます。

【伝統と最新】

・伝統は通常の稽古
・最新は戦技研

神衛は、この2本の柱で合気道の指導に取り組んでいます。
この2本の柱は、理論によって成り立ちます。神衛では「理論の合気道」を行っています。

指導する技術そのものが理論に裏打ちされているのは当然ですが、それだけでなく、上達理論、指導理論、稽古方法、道場の運営方法、など多岐に渡り理論的です。

強くなりたいなら毎日腕立て伏せ1000回、腹筋1000回、10キロ走りこんで、合気道の稽古も3時間はやって下さい、などと言うのは誰でも言えます。そうではなく、その人の体力や生活パターンなどを考慮した上で、
「今の段階では、腕立て伏せは3回、これだけやって下さい。生活のリズムの中に身体を鍛えるというタイミングが習慣づけされたら、次のステップに進みましょう。」
と人間の意識の部分から考えた指導を神衛では行っています。

結果として学ぶ人達が最小限の労力であらゆる能力を最大限まで高める事を目的としています。

当団体の大きな特徴の一つは、実戦対応の専門クラスを有する事です。その実戦対応専門クラスの名称は「戦技研」といいます。

昨今、海外からあらゆる護身術や格闘技などが日本に入ってきています。
実際のところはどうなのか知る由もありませんが、日本人がそうしたものに飛びついているのであれば、それは私達神衛にとっては、残念極まりない事です。

日本人がそうした海外の護身術などに簡単に飛びつくのであるとしたら、その背景には武道というものにありそうな敷居の高さや、実際にあるであろう団体内の封建的な雰囲気が影響しているかもしれません。

神衛は、そうした団体内の風習や雰囲気を含めて、習得して頂く技術など内容やその習得方法など、合理的に分かりやすく整理しています。日本人なら日本の武道を学びたい、と思って頂ける方に、海外からの護身術などを学ぶより遥かに高い能力を身に付けて頂ける道場です。

戦技研についての詳細は、戦技研のページにてご説明していますので、ご興味のある方は是非お読みになってみて下さい。

当団体にご入会されましたら、まずは通常通りに養神館合気道を学んで頂きます。



例えば、合気道をある程度学んだけれど、何だか実際に暴力行為を受けた場合に対処出来るか心配である、と思われたならば、戦技研の訓練を受講する事が出来ます。

特に、通常の稽古で心配がなければ、そのまま通常稽古を継続していきます。

              

                    

通常の合気道だけを学ばれる方は1本の柱、戦技研に進まれる方は2本柱で合気道を学んで頂きます。

戦技研は初等教育課程が6ヵ月間です。訓練修了となりましたら、中等教育課程に進むか、初等教育課程を再履修されるか、あるいは通常の合気道のみにするか、選択する事が出来ます。

また当団体の大きな特徴の一つには、合気道の習得を目的とするのではなく手段としている事です。

合気道の段を取ったからそれでよし、ではなく、段を取ったら、それに見合った稽古の取り組みをして、自分の問題点を見つけ出し、それを克服していく。そして得られたものを生活の中で発揮していく、という意味になります。これを私達はAIKIDO STYLEと表現しています。

合気道の稽古を通じて、あらゆる意味での強さは当然の事、誇り、気高さ、勇気、日本の伝統、生きる事に価値を見出す力、幸せになる力、そういうものを身に付けて頂く事を目的として活動を行っています。

「私なんかが武道を始めても続けられないのではないか?」
「特に誰かを倒したいとか戦いたいという訳ではないけど、武道的な動作を身に付けてみたい。」
「武道、特に合気道には前から興味があるけど、人間関係とか難しそうだし、初心者だと嫌がられるのではないか心配。」
という人に向いている道場です。

しかしながら、当道場は他に類を見ない実戦対応クラス「戦技研」を有する団体です。そうした思想を根底に持っています。やはり、
「やるからには強くなりたい、それもあらゆる意味で。」
というお気持ちを持って頂ければ幸いです。

「衣食は当然の事、強さ足りて礼節を知る」と私達は考えています。

強くなる為の合気道を身に付けて、実社会の生活の中でそれを活かしていく事が大切です。
強さとは、つまり能力が高い事であり、強さとは、つまり幸せになる力がある、という事です。
自分が幸せになり、大切な人を幸せにしてあげられる力を、私達は強さと考えています。

神衛は、合気道未経験の方が安心して、安全に合気道の稽古に取り組み、確実に養神館合気道初段を取得して頂く事が出来る団体です。そして、それが神衛の存在意義となっています。
指導内容や運営方針においては、誇りを持って取り組んでいる事が多々ございます。

これから当道場にて合気道を学んでみたいと思われる方に、そうした事を説明させて頂きます。